乳岩峡_観光スポット紹介

意外と見どころがたくさんある東三河ですが、山に囲まれた奥三河には見どころがないなんて思っている人はいませんか?
実はあまり知られていないだけで、ここでしか体験できない魅力がたくさんあります!
そこで、【奥三河たび】と題して実際に奥三河に足を運び、訪れたマイナースポットの紹介やそこでの体験を紹介していきます!
今回紹介するのは…

『乳岩峡』

乳岩峡は新城でも屈指の絶景スポットです。少し難しいアクセス方法や乳岩峡の情報の他に、周辺の情報も紹介するのでぜひ最後まで読んでください!

乳岩峡とは?

凝灰岩(火山灰が固化してできた岩石)の中に含まれる石灰分が溶け出し、洞窟の天井部に乳房状の鍾乳石が形成されたことが乳岩と名付けられた由来です。
乳岩の他にも通天洞通天門、太古の火山活動と浸食により作り出された地形など見どころがたくさんあります。


地元の方の話によれば、乳岩を煎じて飲むとお乳の出がよくなると信じられ、削って飲んでいたそうです。
そのためか、今はかなり削れてしまってます。
現在では一帯の岩山は文化財保護法などで保護されているため、傷つけたりすると罰せられることもあるのでご注意ください。
(引用元:https://www.okuminavi.jp/search/detail.php?id=134

実際に行ってきた

1.駐車場

乳岩峡入り口までの約1.2kmの区間が車両通行止めとなっているため乳岩峡入り口付近には車を停めることができません
そのため、JR湯谷温泉駅付近にある駐車場に車を停め電車を使ってアクセスするという少々面倒なアクセス方法となっています(詳細については後ほど)

2.いざ乳岩峡

入り口を過ぎてまず目に入る光景は、一帯が一枚岩のように見える不思議な風景です。
この岩は桟敷岩(さじき岩)と言うそうで自然の力強さを肌身で感じられます。

乳岩峡入り口にある看板
乳岩峡の桟敷岩

3.山区間

川沿いの区間から100mほど進むと山区間に入ります。足場の悪いところがあるため注意が必要です。
トレッキングシューズや運動靴を履いて注意して登りましょう。
しばらく歩くと分岐点が見えてくるのでここを左へ進みましょう

乳岩峡の小さな橋
乳岩峡巡り地図

4.ハシゴ区間

ゴールまでもう一息!ここからは急なハシゴを登る必要があります。素手でも問題なく登れますが、心配な方は軍手を持参していきましょう。

ハシゴを登って通天洞へ
乳岩峡の通天洞

登った先にあるのが通天洞です

5.ゴールは通天門

ハシゴ区間を越えてさらに登った先にあるのが通天門と呼ばれる大きな石門です。
ここをくぐると下り区間に入ります。下りは特に滑りやすいので要注意です。

乳岩峡の通天門

6.乳岩へ

下っていくと分岐点があり一方が下りでもう一方が上りです。
予備知識なしで来るとそのまま下ってしまいそうですが、ここを登った先にメインの乳岩があります。

なにも調べずに来た私は「ここを下ってくるルートもあったのか~」と思いながら通り過ぎてしまいました (-_-;)
通り過ぎてから、分岐点を登った先にメインの乳岩があると気付いて急いで引き返しました(笑)

階段を登りきった先で振り返ると…

乳岩へ向かう階段
乳岩からの眺望

猫のシルエットのように見えます

7.無事帰還!

アクシデントもありましたが1時間30分ほどで乳岩峡入り口まで戻ってくることができました。
写真を撮ったり景色を見たりとのんびり過ごすことができました。
水はきれいで夏は川遊びが気持ちよさそうです。

乳岩峡の帰路

アクセス

湯谷温泉駐車場(無料)
公衆トイレ有

飯田線 湯谷温泉駅→三河川合駅(210円)
※電車の本数が少ないため時間に注意

乳岩峡入り口(徒歩30分)
乳岩峡を周って駅に戻るまでの時間の目安は3時間です。
※体力によって所要時間は前後します。余裕をもって計画しましょう。

一日の〆は温泉

山に登った後は温泉で疲れた体を癒すのがおすすめです。
今回、私は乳岩峡から北側に16km行ったところにある「とうえい温泉 花まつりの湯」に行ってきました。
泉質は療養泉のうちの塩化物泉に分類されます。療養泉について詳しくはこちらをクリック☜
露天風呂の種類が多いので飽きることなくゆっくりとくつろぐことができました。
館内には売店や食事処があり(ラストオーダー19:00)、真横には蔦の淵という滝もあるのでこちらにもぜひ立ち寄ってみてください。

場所 愛知県北設楽郡東栄町下田字花田21
料金 ・大人700円
・子供380円
営業時間 10:00~21:00(最終受付20:00)
休館日 水曜日(祝日の場合は営業)
TEL 0536-77-0268
HP https://toueionsen.com/71282/

他にも「湯谷温泉」やスライダー付きの温水プールがあり家族連れにおすすめの「ゆ~ゆ~ありいな」などがありますので、そちらにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

乳岩峡に行ってみたくなりましたか??
少しアクセスの悪いスポットとなりますが、それ以上に素晴らしい絶景や自然を体感できるのでみなさんもぜひ足を運んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは!