こんにちは、ちゃんらいです。
連続テレビ小説「エール」が3月30日にスタートしました。
ヒロインのモデルとなった古関金子さんが豊橋出身のため、豊橋市でもエールが盛り上がっています。
主人公のモデルとなった古関裕而さんは、5,000曲もの作品を残し、中でもマーチの作曲を多く手がけている昭和の偉大な作曲家と知られています。
連続エレビ小説の名前が「エール」と名付けられたとおり、聞く人を励ます曲が印象的です。
そこで、「エール」の曲という観点から、古関裕而さんの曲を10曲紹介します。
目次
スポーツ関係
気持ちを高める場面で一番思い浮かぶのは、スポーツですね。
真剣勝負の気概を高める曲の中から3曲を紹介します。
1.オリンピック・マーチ
1964年に開催された東京オリンピック。
入場行進に用いられ、競技場に響き渡ったのが「オリンピック・マーチ」です。
戦後の復興を世界にアピールすることとなった東京オリンピックは、女子バレーボールチームが東洋の魔女と呼ばれて金メダルを獲得するなど、日本選手が数多く活躍しました。
古関裕而さんがオリンピック・マーチに込めた「エール」が届いたのかもしれません。
2.栄冠は君に輝く
1948年に発表された「栄冠は君に輝く」は、全国高等学校野球選手権大会、いわゆる甲子園で演奏される曲です。
青春のすべてを野球注いで白球を追いかける学生の心に響く曲として、長年大会の開会式と閉会式に用いられています。
3.NHKスポーツ中継テーマ「スポーツショー行進曲」
NHKで放送されるスポーツ中継番組にて、オープニングテーマとして用いられているのが、こちらの「スポーツショー行進曲」です。1949年に作曲され、長年親しまれている曲です。
応援歌
大学の応援歌や校歌についても、古関裕而さんは多くの楽曲を残しています。
早稲田大学と慶応義塾大学がしのぎを削る伝統の早慶戦をはじめ大学間のスポーツ競技にて、各大学が意地とプライドをかけて戦う場面で用いられる応援歌を紹介します。
4.早稲田大学 紺碧の空
早稲田大学の第一応援歌となっている「紺碧の空」です。
曲中の歌詞に「覇者覇者早稲田」とあるように、威勢の良さが曲から伝わってきます。
5.慶應義塾大学 我ぞ覇者
早稲田大学だけでなく、慶應義塾大学にも、古関裕而さんが作曲した応援歌があります。
互いに切磋琢磨する学生の情熱が曲に込められていると思います。
6.名城大学 真澄の空に
早稲田大学や慶應義塾大学だけでなく、古関裕而さんの楽曲が全国各地の大学で採用されています。この愛知エリアでも、名城大学の第二応援歌を古関裕而さんが作曲しています。
「真澄の空に」の他にも「名城大学カレヂソング暁の東海」や「名城大学記念祭歌 緑風薫る 」など、名城大学には多数の楽曲を提供しています。
プロ野球
球場を盛り上げるプロ野球チームの応援歌。
ここでも古関裕而さんが作曲した応援歌が登場します!
7.「ドラゴンズの歌」
愛知県を本拠地に置く中日ドラゴンズの初代応援歌は、古関裕而さんが作曲しました。
1950年に「ドラゴンズの歌」と「私のドラゴンズ」を発表し、ドラゴンズの活躍を沸き立たせています。
余談ですが、3代目の球団歌「昇竜 -いざゆけ ドラゴンズ-」は、豊橋市出身の松平健さんが歌っていますね(^^)
8.巨人軍の歌(闘魂込めて)
1963年、球団設立30周年の際に発表された巨人軍の歌(闘魂こめて)は、文字通り東京読売巨人軍の球団歌です。
ホーム球場東京ドームの最寄り駅、JR水道橋駅でも発車メロディとして流れています。
9.阪神タイガース「六甲おろし」
現存する12球団の球団歌の中で最も古い1936年に発表された「六甲おろし」
阪神タイガースの球団歌として親しまれていますが、当時は「大阪タイガースの歌」として発表され、球団名が変わる以前から用いられている球団歌です。
10.豊橋市歌
10選目最後の曲は、豊橋市歌です。
豊橋市歌は豊橋市市制施行50周年の際に全国から歌詞を募集し、最終的に298編の応募のあった歌詞の中から現在の豊橋市歌の歌詞が選ばれました。
音源は豊橋市のホームページに掲載されており、市役所でCDの貸出及び楽譜の提供を行っています。
おわりに
新型コロナの閉塞感は長引いていますが、音楽を通じて気持ちを盛り上げていきたいですね。
ご自宅でのリフレッシュに、古関裕而さんの曲を聞いて自分にエールを送り、元気になりませんか?