会社説明会に参加したり、選考に進んだりすると、会社のいろんな「役職」の方にお会いします。
けれど、普段聞きなれないからこそ、「あれ?専務と常務ってどっちが偉いんだっけ…??」と分からなくて焦っちゃうことがあるかもしれません。
そこで!
今回は会社における役職を、一般的に影響力が高い順にご紹介します!
目次
役職の意味って??
まずは、役職が持つ役割を紹介します。
役職とは、会社における役割、仕事や職務をわかりやすくする呼び名です。
例えば、代表取締役社長なら会社を代表する人ですし、人事部部長なら人事部をまとめる人になります。
役職があることで、社内の人だけでなく社外の人からも、その人がどんな役割でどんな仕事をしているか、簡単に知ってもらうことができるのです。
また、ビジネスにおける責任者を明らかにする意味もあります。
このように、「役職」は会社を円滑に回すために存在しています。
役職ランキング!!!
では、いよいよ、学生にとって気になる「役職ランキング」を発表します!
ただし、役職は何らかの決まりがあるわけではなく、会社が自由に定めることができます。
そのため、同じ役職名であっても企業ごとに役割や責任、意味が異なる場合があるので注意してくださいね!
この記事では、一般的に国内の会社における責任や役割が大きい順をランキングとしてご紹介します!
会長(取締役会長/代表取締役会長)
社長の上の役職として設けている企業が多いです。
会長は社長を退いた人の名誉職として位置づけられていることが多く、自分の後に社長になった人の相談役や外交的な業務を行うことが一般的です。
社長(代表取締役社長/取締役社長)
その名の通り、企業のトップの存在です!
業務内容は会社としての理念を貫き、利益を最大化するために社員へ指揮を行います。
専務取締役
役員の役職に当たります。
専務は会社全体の管理を行うことが多いです。
社長の業務を補佐することもあります。
常務取締役
役員の職種です。
社長や専務取締役の補佐的な業務を行う役職です。
専務と比べると日常的な業務を行うことが多いです。
部長
「人事部」「営業部」など、各部署を取りまとめる役職です。
部長は自分が管轄する部署内への指示を出し、組織が効率よく業務を行えるように働きかけます。
また、部署の責任者として最終的な意思決定をする立場でもあります。
次長
部長の次席にあたるポジションが次長です。
部長の補佐をする役割を担っています。
課長
会社内の「~課」を管轄する役職になります。
部長への報告を行ったり、逆に部長から受けた指示を部下に伝えたりします。
一般的に「中間管理職」というと課長を指すことが多いです!
係長
会社内の最小単位である「~係」を束ねる職種に当たります。
課長の下でチームをまとめる、チームリーダーのようなイメージです。
主任
業務への熟練度などにより任命される職種です。
管理職ではなく、一般社員のまとめ役のようなポジションです。
【番外編】外資系やベンチャー企業で使われる役職
外資系の企業やベンチャー企業では、国内ではめずらしい役職も存在します。
CEO(最高経営責任者)
CEOとは、Chief Executive Officerの略で、最高経営責任者のこと。
日本でいうと、取締役会長や代表取締役社長が立場として近いです。
COO(最高業務執行責任者)
COOとは、Chief Operating Officerの略で、最高業務執行責任者のこと。
会社で事業運営に関する業務執行を統括する役員。
CEOが決めた方針に従って日々の業務を実行するのがCOOです。
CFO(最高財務責任者)
CFOとは、Chief Financial Officerの略で、最高財務責任者のこと。
財務部門の責任者で、企業における財務戦略を立てたり、執行を行う重要な役割を担っています。
まとめ
いかがだったでしょうか?意外と知らない役職もあったのではないでしょうか?
他にも、その会社ならではの役職があったりすることもあるので、基本的な知識は抑えつつも、分からないときは素直にどんな業務を行っているか聞いてみると、その会社の組織体制をもっと理解できるかもしれませんね!