SDGs_東京海上日動火災保険株式会社

豊橋市は、SDGsに取り組む企業・団体を「SDGs推進パートナー」として登録しており、現在も募集しています。SDGsは、持続可能な世界実現のため、国連サミットで採択された世界共通の達成目標です。その分野は多岐にわたり、貧困や格差、不平等、また環境汚染や気候変動など世界が抱える問題の解決を目指しています。

既に150を超える企業・団体が、豊橋市SDGs推進パートナーに登録し、活動を行なっています。(2021年4月現在)この記事では、豊橋市SDGs推進パートナーの取り組みをシリーズで紹介していきます。第1回目は東京海上日動火災保険株式会社です。

▽豊橋市SDGs推進パートナーについて詳しくはこちら
https://stg.tasuki-inc.com/toyohashi-sdgs-partner01/

東京海上日動火災保険株式会社の取り組み

では、実際に豊橋市SDGs推進パートナーである東京海上日動火災保険株式会社は、どういった取り組みをしているのでしょうか。SDGsが掲げる17の目標と併せて、その一部をご紹介します。

【ゴール5 ジェンダー平等を実現しよう】
【ゴール17 パートナーシップで目標を達成しよう】

ジェンダー平等

日本でも女性の社会進出は増加傾向にあるとはいっても、国際基準でみればまだまだ遅れていることは、周知の事実でしょう。毎年、世界経済フォーラム(WEF)が発表する、国別の男女格差を数値化した「ジェンダーギャップ指数」とその順位。
テレビの報道番組では、毎回悲痛なトーンでそのニュースは伝えられています。最新版では、調査対象となった世界156カ国中、日本は120位だったそう。G7では最下位です。

そうした状況の中で、女性の活躍推進、男女区別なく活躍できる社会を目指すこともSDGsに掲げられた目標のひとつとなっています。

東京海上日動火災保険株式会社では、この課題に取り組むため、令和元年度より「とよはし女性応援プロジェクト」を、豊橋信用金庫、豊橋市とともに立ち上げました。
実際に企業で活躍する女性やジェンダーに見識の深い方を講師として招き、セミナーを開くなどしています。
コロナ禍であっても、オンラインを利用し講座を開催するなど、学びを止めない積極的な活動がうかがえます。

このプロジェクトには、令和2年度からはMUSASHi Innovation Lab CLUEもそのメンバーに加わりました。女性が教育・労働・政治などあらゆる場面で活躍できるよう、また男女の性差なく、自分の能力を最大に発揮し希望に叶った活躍ができる社会をめざすため活動が広がっています。

▽詳しくはこちら
https://www.city.toyohashi.lg.jp/38477.htm

そして、ジェンダー平等以外の目標(ゴール)についても取り組みがおこなわれてます。下記に簡単に紹介します。

【ゴール3 すべての人に健康と福祉を】
【ゴール8 働きがいも経済成長も】

  • 健康経営への取組みを推進(社員の働きがい推進)
  • 健康経営の普及啓発や支援の継続実施(健康経営セミナーの実施)

【ゴール9 産業と技術革新の基盤をつくろう】
【ゴール11 住み続けられるまちづくりを】
【ゴール17 パートナーシップで目標を達成しよう】

  • 災害や感染症など有事の際に、早期復旧し、事業継続できる強い会社づくりを目指し、BCP(事業継続計画)に関するセミナーを実施
  • BCP策定の重要性を普及啓発、また 策定支援の実施

(参考資料:豊橋市役所HP SDGsの取組み紹介 ―東京海上日動火災保険株式会社 pdf346KB)

登録者相互間の交流 異業種とのマッチング

皆さんお気づきでしょうか?先のトピックでは、東京海上日動火災保険株式会社の取り組みを紹介するはずなのに、別の団体(企業名)が示されていたことを。
そうなんです。豊橋市SDGs推進パートナー制度の魅力のひとつが、登録した企業や団体間でのコラボレーションです。

東京海上日動火災保険株式会社は、豊橋市、豊橋信用金庫、MUSASHi Innovation Lab CLUEとともに女性活躍を推進するプロジェクトに取り組むほかに、2017年には「豊橋市健康づくり推進プロジェクト協定」を豊橋市、豊橋信金、東京海上日動あんしん生命社と締結しています。また、もっと身近な形でも、異業種交流されているようです。

SDGs賛同企業同士の取り組みとして、カフェPinosの商品販売が行われたことも。

SDGs未来都市の一員として

SDGs未来都市の一員

豊橋市は内閣府が選定するSDGs未来都市に選定されています。愛知県内でSDGs未来都市として選定された自治体は、愛知県、名古屋市、岡崎市、豊田市と豊橋市のみ。
豊橋市が募集するSDGs推進パートナーは随時応募可能です。SDGs未来都市の一員として、未来のためにSDGsに関する取り組みをはじめてみましょう。