錆びたチェーン、ひび割れたタイヤ、あちこちから鳴る異音…
ピカピカの自転車がいつの間にか悲惨な状態になっているなんて経験をしたことはありませんか??
メンテナンスがされていない状態で乗り続けると本来の性能を引き出せないだけでなく、事故の原因になるリスクもあります。
そこで今回は、自転車に長く乗るために交換が必要な消耗パーツをピックアップしたので、最後まで読んでいただき自分の自転車は大丈夫かチェックしてみてください!
ノーメンテナンスのリスク
メンテナンスを怠るとパンクや事故に遭うリスクが高まります。
例えば、突然のチェーン切れでバランスを崩してしまったり、ブレーキケーブルが切れてブレーキが利かなくなることなどが挙げられます。
想像しただけでもゾッとしてしまいますね…
こんな状態で乗っている人いませんか…?
消耗パーツ
1. チェーン
チェーンは使用開始から2~4年(3000km~5000km)が交換の目安です。
長期間の使用で伸びたチェーンや錆びたチェーンを使い続けると、チェーンが外れたり切れたり、ギアなど他のパーツの消耗も早めてしまいます。
チェーンの寿命を延ばすためには注油や定期的な掃除をする必要があります。
キシキシと音が鳴るようになったり、汚れが目立つようになったら掃除と注油を行いましょう。
2. ケーブル類
ブレーキケーブルと変速機能がある場合にはシフトケーブルが交換必要なパーツになります。こちらも2年~4年(3000km以上)で交換時期を迎えます。
特にブレーキケーブルは命綱と同じく切れてしまうと重大な事故になりかねませんので早めの交換をおすすめします。
またケーブルは使用に伴い伸びていくため、ブレーキの利きが悪く感じたり変速の調子が悪いときにはケーブルの調整をすることでよくなることがあります。
おかしいなと感じたらまず自転車屋さんに見てもらいましょう。
3. ブレーキシュー
ブレーキシューはリムブレーキに使われる消耗パーツのことです。
リムブレーキとは、ホイールのリム面(外周部)をブレーキシューと呼ばれるパッドで挟み込むことでブレーキをかける方法です。
パッドが薄くなり交換の目安となる溝が浅くなったら交換になります。
パッドがすり減った状態で使用を続けるとブレーキが利きづらくなり危険なため定期的な確認が必要です。
4. タイヤ、チューブ
タイヤは一般的に2~4年(3000km~5000km)で交換時期を迎えると言われています。
チューブはタイヤと同じタイミングに交換で問題ありませんが、ママチャリでよく使われる英式バルブ(空気を入れる部分の名称)には虫ゴムという空気の逆流を防ぐ部品が使われており、これを1年に1回を目安に交換する必要があります。
劣化してしまった虫ゴム
まとめ
自転車を買ってからメンテナンスせず放置してしまっている人が意外に多いと思います。
自動車と違って点検しなければ走れないということはないですが、自分の命にもかかわるものなので必ずメンテナンスをするようにしましょう!
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