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「豊橋のソウルフードといえば何ですか?」
そう聞かれて、今どんな食べ物を思い浮かべましたか?
”ソウルフード”とはその地域で親しまれている食べ物のことです。豊橋には地元の名物として有名なグルメや名店が数多くあります。
その中でも豊橋に縁がある人々が選ぶ豊橋ソウルフードとは何でしょうか?
豊橋市内に実店舗があり親しまれている豊橋のソウルフードを、豊橋出身者または豊橋市周辺在住者、総勢102人にご協力いただき調査しました。
≪あなたが「豊橋ソウルフード」だと思うものは?(3つまで回答可)≫
で選ばれた上位3つを回答者のエピソードを交えながら発表いたします!
第3位 なめし田楽 38票
※なめし田楽のお店「きく宗」「いちょう」ともカウント
(出典:きく宗)
『なめし田楽』とは、豆みそのたれをぬった豆腐の田楽に、刻んだ大根の葉を混ぜ込んで作る菜飯を添えたものです。
江戸期、東海道吉田宿の名物として広まった長い歴史がある豊橋の郷土料理で、
- いちょうさんのお子様弁当がとにかく美味しくて大好きで、こども時代によく家族で外食する際はリクエストしていました。きく宗さんのお店の話になりますが、田楽は他の地域ではなかなか食べられないので、義実家の両親を豊橋に招待した際も選びました。(豊橋出身30代)
- きく宗は遠くに住む久しぶりに会う親族をもてなす時に行くので、特別感があります。(豊橋出身50代)
- 祖父が亡くなる前、市民病院が前のところにあった時にきく宗のなめし田楽を食べたいって言うから祖母と歩いて買いにいったなぁ。(豊橋出身40代)
と、お年寄りからこどもまで多世代で馴染み深い一方、おもてなし料理として久々に会う家族・親戚に振る舞う特別感も感じました。
(出典:きく宗)
◆きく宗
【住所】豊橋市新本町40
【TEL】0532-52-5473
【営業時間】11:30~15:00(L.O.14:30)、16:30~19:30(L.O.19:30)
【定休日】水曜日
【駐車場】20台
(出典:いちょう)
◆いちょう 中野町本店
【住所】豊橋市中野町字平北80
【TEL】0532-48-4680
【営業時間】9:00~21:30(L.O.20:30)
【定休日】 ホームページを確認
【駐車場】70台
※豊橋駅前店は2021年3月31日をもち、閉店。
第2位 ピレーネ (ボンとらや) 54票
地元認知度120%、1日3000個販売中の『ピレーネ』がランクイン!
(引用元:ボンとらや若女将只今奮闘中)
たまごをたっぷりと使用し、ふんわりしっとりに焼き上げたスポンジに、なめらかでコクのあるフレッシュなクリームをしぼり、やさしく一つずつ包み作られます。
シンプルなのに美味しい、ふんわり感を超えたふんわり、それがボンとらやの『ピレーネ』です。
- 子供のころにピレーネと言う名前が覚えられず「座布団ケーキ」が食べたい~と母親に言っていたと豊橋に住み出してから聞かされました。(市外出身40代)
- ピレーネはやはり気軽に食べられるケーキって感覚で好きですね。持ち運べる範囲でのお土産に利用します。(豊橋出身50代)
- ボンとらやのピレーネは様々な場所で売っていて地域に浸透している気がしました。(市外出身30代)
と、気軽に食べられる豊橋ソウルスイーツとして定着しています。
人気No.1の「ピレーネ バニラ」が173円(税抜)とお手頃価格なのも嬉しいですね♪※2021年2月現在
さらにピレーネは、チョコやマロンなど種類が多い上に、“苺入りピレーネ”などの期間限定商品や“ブラックサンダーピレーネ”“ミルキーモコどでかピレーネ”など地元のコラボ商品もあり、どんどん出てくる新商品にも目が離せません!
◆ボンとらや 本店
【住所】豊橋市羽田町66
【TEL】0532-31-6116
【営業時間】8:00~20:00
第1位 ちくわ(ヤマサ) 59票
(出典:ヤマサちくわ)
1日で約20万本、直営店を始めとして130ヵ所余りの売場で販売される『ヤマサちくわ』が票を集め、第1位です!
- 遠方の親戚や友人宅を訪ねる際はもちろん出張など仕事の際の手土産は絶対にヤマサちくわです。豊橋と言えば?と聞かれたらどうしてもヤマサちくわになっちゃいます。(市外出身40代)
- 県外の親戚のお宅への手土産だったら間違いなしです。(市外出身40代)
- 年末に実家に帰る時、ヤマサのちくわや蒲鉾を土産にします。(豊橋出身60代)
- 進学した大学は当時は珍しい男女共学の家政学部で全国各地から学生が入学していました。入学後に豊橋出身だと自己紹介して「豊橋って”ちくわ”だよね!」と言われたことは今でもよく覚えています。ちくわと言えばやはりヤマサで子供の頃のテレビCMが印象的でした。(豊橋出身40代)
と、豊橋出身者・市外出身者を問わず、根強い人気を誇ります!
主に他の地域の方への手土産やギフトとして選ぶ方が多いイメージでしたが、
- 親と一緒にちくわをスライスして、生姜醤油食べました。美味しく頂きました。(市外出身50代)
- 豊橋駅周辺へ行くとヤマサのチクワなどを買ってもらい、家まで我慢出来ずバスの中で食べた幼少期の記憶があります。今でも帰省すると必ず買ってかえります。お取り寄せもしています。(豊橋出身60代)
- 新幹線に乗る時、いつも買う!ビールのお供。(市外出身50代)
このように自分でも普段から食べるという方々も♪
「ヤマサちくわ」は、南に太平洋、西に三河湾をのぞみ、旬の魚介類が休むことなく入ってくる恵まれた土地・豊橋で誕生し、190余年にわたる歴史を築いてきました。
現在も原料の“魚”にこだわりを持ち、労力を惜しまず伝統の味を守り続けています。
豊橋が生んだ「ヤマサちくわ」の美味しさは幅広い方々から愛され、認められ、堂々の第1位に選ばれました!
(出典:ヤマサちくわ)
◆ヤマサちくわ 本店
【住所】豊橋市魚町97
【TEL】0532-53-2211(代)
【営業時間】7:00〜20:00 年中無休
ランキングにあなたが思い浮かんだものはありましたか?
本調査より豊橋には地元で愛されいる数多くの豊橋ソウルフードがあることがわかりました。
第1位の「ヤマサちくわ」、第2位の「ピレーネ」、第3位の「なめし田楽」、これら上位3つには届かなかったものの、あんかけスパ・にかけうどん・豊橋カレーうどんなど他にも地域の味として親しまれている食べ物がたくさんあります。
アンケートにあったエピソードには、地元愛が感じられる熱意あふれるものからホロっと泣ける家族の絆と思い出話まであり、豊橋の人々の心や思い出・歴史と豊橋ソウルフードは決して切り離せるものではありませんでした。
まさに豊橋の魂といえる豊橋ソウルフード!これからも人々に心から愛され、大切に受け継がれていくことでしょう。
アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました!
実施期間:2021年2月6日~10日間
実施方法:Googleフォームにて作成したアンケートをインターネットや友人を通して拡散
回答者年代:30代・40代 各33.3% 50代19.8% その他13.6%
回答者出身:豊橋出身62.7% 市外出身37.3%
※最新の店舗情報は公式ページをご確認ください。