こんにちは。補助金のことならちゃんらいです。
春の訪れとともに、新4年生は3月1日に就職活動が解禁となり、新社会人は4月1日から新たな進路を歩み始めました。
皆さんのなかには、学生時代に奨学金制度を活用された方もいると思います。
大学卒業後に始まる、奨学金の返還。
毎月の支出による負担が少しでも軽減されたら良いなぁ。なんて思いませんか?
そんな皆さんにうれしい情報!
今回は豊橋市の奨学金返済補助金に関する制度を紹介します。
奨学金返還支援制度は知っているけど、具体的に必要な手続きはどうすれば良いかが分からない新社会人のみなさん。
あるいは、現在就職活動中で、豊橋市内の企業への就職を視野にいれている学生に読んで頂きたい記事ですので、どうぞ最後までお読み下さい。
目次
奨学金返還支援制度とは?
豊橋市内に事業所を置く中小事業者に就職した若者を対象に、返還中の奨学金に対して補助金により返還金額の補助が受けられる制度です。
この制度は、地域産業を支える中小事業者等の人材確保を図り、定住促進や中小事業者等の経営基盤の強化に資する事を目的とした補助金です。
いくら支援される?
支援される補助金額は、月額15,000円。
支給対象となる期間は最大3年間ですので、総額540,000円の補助が受けられます。
この制度は、企業が協力金として補助金の半額を負担し、豊橋市が奨学金返還の支援を行っています。
なお、毎年補助対象期間(2月末までの期間)分の申請を3月に行い、金額は毎年4月にまとめて受け取る事ができます。
交付されるための要件は?
対象事業者に正規雇用として就職した方で、下記の要件を満たす方が対象となります。
1.大学等を卒業した35歳未満の者
2.奨学金の返還金及び本市に納付すべき市税の滞納がないこと
3.市内に居住していること
4.市内事業所に勤務していること。但し、雇用主が市内に本店を有する対象事業者である場合及び対象者登録を受けた者が転勤となった場合は、市外事業所勤務の方も対象となります。
出典:補助金の交付対象者より
上記要件の充足を条件に、補助対象者の登録と交付申請手続きを行う事で、補助金が支給されます。具体的な手続き方法は以下の通りです。
具体的な手続き方法
就職後、補助対象登録者が補助金を交付されるまでに必要となる手続きは以下の通りです。
- 対象企業に就職する
- 必要書類を準備して補助対象者の登録申請を行う
- 必要書類を準備して交付申請手続きを行う
- 補助金を受け取る
1. 対象企業に就職する
後述する、対象事業者への就職が補助金の対象になります。
対象事業者は、上記のロゴマークが目印です。
2. 必要書類を準備して補助対象者の登録申請を行う
就職した翌年度の6月末までに補助対象者の登録手続きを行って下さい。具体的な方法は次に述べていきます。
6月末までの登録手続きに間に合わず、7月以降に登録した場合には、翌年度から補助金の交付となるため、受け取り時期が遅くなりますので注意が必要です。
以下の書類を準備し、登録申請を行います。
- 住民票の写し
- 労働条件等を明示した雇用契約書等の写し
- 大学等の卒業証明書の写し
- 奨学金の返還額、返還開始月及び返還期間が確認できる書類の写し
(奨学金「口座振替(リレー口座)加入通知書」、または奨学金返還証明書) - 雇用保険、公的年金及び健康保険に加入していることを証明する書類の写し
(雇用契約書等で加入が明記されている場合は不要)
上記の添付書類と合わせ補助対象者登録申請書を勤務先に提出します。
登録に必要な書類はこちらから入手することが出来ます。
3. 必要書類を準備して交付申請手続きを行う
補助対象者の登録が完了したら、基準日である2月末時点で補助金の対象者であることを確認し、3月1日から20日までの間に交付申請を行います。
- 奨学金の返還が確認できる書類
(奨学金返還証明書、又は返還金引き落とし口座の通帳の写し) - 住民票の写し
- 在職証明書
4. 補助金を受け取る
交付申請が終わり、補助要件の確認が市役所で行われ、問題無ければ補助金交付が決定し請求手続きを行う事ができます。
こうして、補助金の受け取りができるようになります。
交付申請は、年度ごとに行う必要がありますので、毎年忘れないように注意しましょう。
どんな企業が対象?
豊橋市内に事業所を有する中小事業者、中小企業団体のうち、補助金額の2分の1の企業協力金の納付が可能で、事前に対象事業者の登録を受けている事業者が対象となります。
平成31年3月22日時点の豊橋市役所ホームページによると、22社が対象事業者として登録されています。
TASUKIに掲載中の企業や、モグジョブに参加している企業も、対象事業者として登録しています!
◆求人募集ページ(正社員)◆
最新の企業数は下記をご覧下さい。
http://www.city.toyohashi.lg.jp/34427.htm
奨学金返還支援制度の注意点
補助金受領の判断については、2月末時点で要件に該当する方か否かで決まります。
例えば、2月末の段階で退職している場合、その年度については補助金申請が出来ないので注意が必要です。
また、補助金や市税の滞納があると補助金を受け取る事が出来なくなりますので合わせてご注意下さい!
その他、細かい疑問点や条件の詳細などについては豊橋市のホームページをご覧頂くか、担当する豊橋市役所の産業部商工業振興課へお問い合わせ下さい。
まとめ
地域の発展、企業の発展を支えるのは、これからを担う若い人材たち。
こうした若者人材の活躍を支える制度は嬉しいですよね!
奨学金を利用されている方は是非とも、ご活用下さい!