株式会社サイエンス・クリエイトが運営する創業支援施設Startup Garage(スタートアップガレージ)でコミュニティマネージャーと、宙(そら)サポの担当をしている勝間です。
愛知県豊橋市ではじまった宇宙への取り組みも早くも3年目。
これまで宙サポへの相談で多かった、「うちの会社と宇宙ってどうやって接点を考えたらいいの?」
という声にお応えする形で、 20年後~30年後、本当に宇宙に人が住む時代がやってくる近未来、我々のビジネスをどのように進化させることができるのか?地上にはない環境と地場産業の強みをどう生かすのか?について考える「宇宙ビジネスの事例別フィジビリティスタディ」略して “宙スタ”を始めます。
※フィジビリティスタディ=プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討すること
宙サポとは?
ここ数年で急速に民間企業の進出が進んでいる宇宙ビジネス。宇宙産業はものづくり・食品加工・農業・医療・建築など幅広い分野に広がっています。
また、技術革新の原動力や、企業のオープンイノベーションのテーマとしても注目が集まる「宇宙」というキーワード。
株式会社サイエンス・クリエイトでは、さまざまな事業者の宇宙ビジネスへの参入をサポートするため、相談デスク「宙サポ」を開設しています。
申し込み方法など詳しくはこちらから▽
https://www.tsc.co.jp/topics/more.php?id=5
株式会社サイエンス・クリエイトは、これまでNASA Space Apps Challenge Toyohashi の開催など宇宙ビジネス創出にむけて取り組みを続けています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000040598.html
宙スタはどんな内容?
本連載では、JSASS(日本航空宇宙学会)宇宙ビジョン2050に基づいた宇宙開発のロードマップに沿って考えていきたいと思います。
また愛知県の産業については、岡崎信用金庫さんがまとめられた冊子「あいちの地場産業」に基づいてピックアップしています。
https://www.okashin.co.jp/local/jiba/index.html
次回、第一回は「トヨタに追いつくために考えるべきは?」と題してトヨタの月面探査車『ルナクルーザー』開発プロジェクトがもたらす圧倒的なイノベーションの可能について論じたいと思います。
また第二回以降は、宇宙暮らしをもっと豊かにできるかもしれない、宇宙開拓時代に生きる愛知の技術を考えていきます。
皆さんも一緒に宇宙ビジネスの可能性を考えてみませんか?次回の宙スタもお楽しみに!