現役大学生による企業インタビュー記事、「学生インタビュー」
 

この記事は、地元の大学生が、様々な企業を訪問する中で、見て感じた驚きや発見をそのまま発信するものです。
 
今回は、株式会社マルコー商会に訪問してきました。
 
 
 
<この記事を書いた学生ライターを紹介>

河村 朋将

愛知大学
地域政策学部3年生
趣味:カワウソ鑑賞

 

奥原 和也

愛知大学
文学部3年生
趣味:バスケットボール、旅行

 
 
 

加藤 洸一

愛知大学
地域政策学部3年生
趣味:ゲーム

 
 
【お話を聞いた人】

堀 倫治さん
株式会社マルコー商会
経営企画室

 

僕たちが取材させて頂いた会社は、豊橋市にあるマルコー商会さんです。
建物の解体やリサイクルセンターなどを運営する企業です。
実際に見学させて頂いた所、「とにかくスゴイ」が随所に現れていた企業でした!
 
 
今回は最新のリサイクルセンターに足を運び、堀さんにお話を伺いました。
まず初めに、マルコー商会が手掛ける事業について伺いました。
 
 

マルコー商会とは


 
主な事業は総合解体工事業と産業廃棄物の収集・処理です。これらの事業を通じ循環型社会を目指している企業であると教えて下さいました。
 
建物を建てる際、すでに様々な建物が建てられているケースがほとんどです。新しく工事を行うには、既存の建物を解体して更地にしてから建物の工事を行う必要があります。つまり、「解体工事」というのは新しい建物を造るために無くてはならないものなのです。
 
ですが、「壊して終わり」とならないのがマルコー商会のスゴい所。
解体によって生じた廃棄物は、自社で徹底的に資源に変えていきます。
 
解体工事から出てくるゴミを資源に変える事で、循環型社会を支えているのが、マルコー商会なのです。
 
 
 

解体工事のここがスゴい!


 
マルコー商会は、日本で数台しかない大型の機械を有していて、日本全国様々な場所の解体工事を手掛けているのです!
技術力の高さは解体工事業界でトップクラスにスゴい!
 
そして、工事実績を聞いたところさらなる驚きです!私たちの住む愛知近辺では、実は、こんな有名な建物まで解体しているのです!!
松坂屋 名豊ビル 名古屋の河合塾 愛知大学三好キャンパスなど。
 
こんな身近にこんなスゴい企業があったなんて、、、と驚くのはこれだけではありませんでした。
 

 
 

リサイクルセンターのここがスゴい!


 
そして、見学に伺ったリサイクル工場も、解体工事に引けを取らないすごさでした!
工場では、毎日888トンもの処理が可能なのだとか!
 
最新鋭の機械を駆使して、産業廃棄物を徹底的に分別しています。
 
 
早速中を見せて貰いました。
 

 
リサイクル面から見ても完全密閉の工場にすることにより騒音、異臭対策もばっちりされています。
 
工場が室内にあり施設がほとんどガラス越しで見える仕組みになっている!
 
ホコリは見えないのに、機械は、すべて”マル”見え(笑)・・・
 
工場見学に来たあるライターが言いました・・・”コー”んな工場見たことない!!
 
さらに工場見学する際も子どもたちがしっかり見えるようにするために窓ガラスの位置を少し低めに設定していたりするなど細かいけれども重要な配慮がされています。
 
嘘だと思ったら見に来て下さい!
工場の「みせる化」のスゴさに気がつくはずです!
 

また、来客のための待合室には「あっ!」と驚かせるようなちょっとした遊び心も隠されていました。
 

 
 
 

環境への配慮がスゴい!

マルコー商会のスゴイところは、解体スケールやリサイクル工場の大きさだけでなく、これらの活動が、徹底して環境に配慮されているという点です。
 
例えば、解体工事で問題となってくるのは騒音や粉じんなどが挙げられます。マルコー商会は周囲の環境に配慮して、例えばワイヤーソー工法を取り入れています。
この工法の特徴は騒音や粉じんのような問題を少なくした上で、大型や複雑な形状の鉄筋コンクリートの切断が可能なのです。
 

そして、循環型社会とは、リサイクル率100%を目指す社会づくりです。
なんとリサイクル率は・・・ほぼ9割!!
=もはや壊しているというより作っている!!と思いました。
愛知県の環境は、マルコー商会にお任せですね!
平成も終わり、これからは壊すことも創り上げる時代に!!!なんて思いました。
 

 
 
工場全体を一通り案内して貰い、スゴいを出し尽くしたと思ったら、まだまだ「スゴい」が残されていました!!
 
ウワサで気になっていたアンドロイドを実際に見せて頂きました!!
最初の部屋に戻ると、洪本会長を模したアンドロイドが、目の前に現れました!
実際にアンドロイド見たときは、「本物の人間じゃないの?」と感じるぐらい精巧に出来ていました。近くで見ても、髪の毛や肌も本物と同じくらい細かく作られており、アンドロイドとは思えないほど人間らしさがあったのです! 
 

なぜ、対話型アンドロイド(教育型ロボット)が生まれたのか?


 
一番の目的は会社の維持とそれに繋がる会社の技術、会社を創り上げた人々の思いを次世代に継承させることです。
今後、何百年と会社を残していくには、経営者が何を考え、どのように仕事をしてきたのかを伝えていかなければなりません。
そこで、会長そっくりのアンドロイドを作り、様々な知識、経験を音声として録音したそうです。
そして、唯一の音声認識型アンドロイドとして生まれたのです!
 
 

アンドロイドはどのように扱われているのか?


 
録音された音声データに沿って、データを格納しているクラウドから文章が出されて、それを喋るという動きが基本的なものとなっています。
教育型ロボットということもあり、実際に社員の前に出て話すこともあります。アンドロイドには感情がないので、質問されたことについてしっかり答えてくれるので答えを聞いた後、自分自身で考えることができるので心強い存在なのは間違いありません。
 
アンドロイドなら、しっかり管理すればいつまでも残すことができます。今後、他の企業でもロボットやアンドロイドが増えていくのかもしれませんね。
 
 
従業員数は100を超え、それぞれ視点が違うため社員間の考えも人それぞれ。そんな従業員の悩みを解決できるように『会いに行きやすい会長アンドロイド』を導入することになったのだとか。
 
 
 

それでもやっぱり「人」


 
最後に、マルコー商会で働くために大切な事は何か伺いました。
 
 
技術面のこと以上に『挨拶できるかどうか』をかなり重視していました。
 
やはりコミュニケーション能力が求められている現在だからこそその第一歩となる挨拶は欠かせないのだろうと思います。
 
続けて『分からないことを聞ける人』を挙げていました。最近の人は悩み事をすぐ自分の中で抱え込んでしまう傾向にあるらしい。(その考えている時間がもったいない)と堀さんは考えていました。聞いてしまえばすぐ解決してしまうことがほとんどで、その分作業に充てる時間が増えるからだと思います。
 
今回のインタビューで、アンドロイドに驚いたが、堀さんからは「人」の大切さを教えて頂きました。
 
 
 

まとめ

企業訪問する前は、全体白で色気がないような箱だと思っていたが、いざ開けてみると全くそんなことはなく多彩な色が混ざった箱でした。
 
工事1つとっても他企業とは違う手法を持ち、話を聞いてみると作業内容から『何故この作業をするのか』という理由付けまで細かく且つ分かりやすく教えてくれた。
 
興味を持った方は是非1度足を運んでみてはどうだろうか?
 
マルコー商会の堀さん、お忙しい中ありがとうございました!
 

 
 
【会社概要】
株式会社マルコー商会
代表取締役社長:鈴木 真理子
電話:0532-48-3718
住所:愛知県豊橋市神ノ輪町20-2
HP:https://www.maruko18.co.jp/
 
 
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