「最近“インターン”という言葉をよく聞くけれど、アルバイトと何が違うの?」
このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インターンシップ(長期インターンシップ)とアルバイトの違いを4つ紹介します。
この記事を読んでインターンシップの魅力を感じた方は、ぜひ学生生活を有意義なものにするためにも、インターンシップに挑戦してみてください!
インターンシップ(長期インターンシップ)とアルバイトの違いとは?
インターンシップとアルバイトの違いを説明する前に、まずはそれぞれの定義を把握しておきましょう。
そもそもインターンシップとは、学生が企業で社員同様の業務を行う職業体験のことです。
数日間の短期プログラムのものと、1ヶ月以上の長期プログラムのものがありますが、この記事でのインターンシップは、長期間かつ報酬(給与)がでるものを指しています。
これに対してアルバイトは、明確な定義はありませんが生活のために働くことを意味することが多いです。
給与がもらえるという点は、インターンシップもアルバイトも共通しています。
しかし「業務内容」「身に付くスキル」「責任の重さ」「内定に繋がる可能性」の4点においては違いが存在します。
業務内容
学生が行うアルバイトとして多いのが飲食店の厨房スタッフやショップの販売店員。
こういったアルバイトの場合はマニュアルが用意されており、その通りに動くことが求められます。
これに対してインターンシップでは社会人同様、成果が求められることが多いです。
インターンシップによっては、アルバイトでは経験できないような会社の業績に影響を及ぼす仕事を任せてもらえることもあるようです。
そのため「どうすれば成果を出すことができるのか」と考える必要があります。
このようにインターンシップは脳に汗をかくことが求められることが多いのです。
身に付くスキル
業務内容が異なれば、もちろん習得できるスキルにも違いが生まれます。
一般的なアルバイトでは、コミュニケーションスキルや接客マナーが身につきますよね。
これに対して、インターンシップでは専門的なスキルを習得できる可能性があります。
例えば、ライターのインターンシップではライティングスキルやSEOスキル、エンジニアのインターンシップではプログラミングスキルが自分の中に蓄積されるのです。
実際の業務に携わりながら専門的なスキルを身につけたいのであれば、インターンシップへの参加をおすすめします。
責任の重さ
インターンシップで任される仕事は企業の利益に直結することがあります。
そのため、一般的にインターンシップの方がアルバイトよりも責任が重くなる傾向にあります。
もちろん、アルバイトに責任がないわけではありません。
しかしアルバイトでは重要な仕事は社員が行うことが多いため、責任が問われる場面は少ないでしょう。
インターンシップは責任が重い分、やりがいも感じられます。
内定に繋がる可能性
インターンシップとアルバイトでは、内定に直結する可能性にも違いがあります。
アルバイトからそのまま就職する方は、そう多くはありませんよね。
これに対してインターンシップでは双方の合意があれば、そのまま内定に繋がることがあります。
企業によっては、一般的な新卒採用を行わずにインターンシップ経由の採用だけを行っているところもあるほどです。
インターンシップ先にそのまま就職してしまえば、就職活動を行う必要がありません。
そのため周りの学生が就職活動を行っている間、自分はスキルアップに力を入れるなど自由な時間を過ごせるというメリットもありますね。
まとめ
本記事ではインターンシップとアルバイトの違いを4つ紹介しました。
アルバイトは、マニュアル化されている仕事が多い分、責任感や習得できるスキルはインターンシップと比べると少ないかもしれません。
これに対してインターンシップは企業の業績に影響するような、責任の重い仕事を任されることも多いため、スキル習得だけでなくやりがいも感じられるでしょう。インターンシップには成長できる環境が整っているといえます。
アルバイトとインターンシップ、どちらも一長一短ありますが「専門スキルを身につけて就活を有利に進めたい」と考えている方はインターンへの参加をおすすめします。
近年は低学年のうちから参加できるプログラムも多くあるので、ぜひ自分にあったインターンシップ先を探してみてください。