豊橋祇園祭といえば、金曜日の手筒花火と土曜日の打上花火が有名です。
しかし実は、真のお祭りは日曜日の頼朝行列であり、この頼朝行列を知ってこそ「豊橋祇園祭を知った」と胸を張れると言われています。
そこで、今回は皆さんに『知られざる頼朝行列』に少しでも興味を持って頂けたらと思い書いてみました。
◆前回の記事◆
目次
一度は見てみたい笹踊り・・・
笹踊りは、7月第3金曜日の前日に子供笹踊りが町内を巡るところから始まります。
子供笹踊りは、将来笹踊り役として選ばれるよう子供のうちから素養をつける為に始まったとされ、明治29年より祭礼前日の吉田神社社参の儀が始まり、今日まで続いています。
笹踊りの創始は不詳とされていますが、正保2年(1645)に指笠町が大太鼓を新調したというのが最も古い記録とされ、寛文11年(1671)天王社祢宜鈴木重宗社例上申の記録、三州吉田天王御祭之事に「さゝおとり」の名があるようです。
社史には、
「其服装の華美となりしは宝永元年(1704)にして以後益其度を進む 十三日の夜萱町在住の下祢宜沼仁左衛門の家に会して其装儀を理し下社(現:新本町素盞嗚神社)に至る この時これ(笹踊)に向て花火を放つの式例(火垢離(ひごり)の式)あり この式宝永三年に始まる」
と記載されています。
厄除けにいい!?
鼻高面って何?
下記の写真の鼻高面を顔に当ててもらうと厄除けや夏病み除けに効果があるとされています。
鼻高面は頼朝行列の中にいますが、動き回っているため決まった場所にいることはあまりありません。
来年はぜひ頼朝行列に参加して、この鼻高面を探してみてください!
饅頭はどこで・・・!?
饅頭配りは行列の最後尾で行われます。
この饅頭を食べると厄除けになり、夏病みしないとされています。
一番最後に歩いている上伝馬町の皆さんが饅頭を配布してくれます。
来年こそ行こう!
2018年7月20日〜22日にかけて開催された豊橋祇園祭、今年も無事に終わったようですね!
豊橋祇園祭は手筒花火・打上花火だけではありません。
この機会に本来の本祭を多くの方に知ってもらいたいですね!!
吉田神社HP:http://toyohashi-yoshida.com/
頼朝行列をギャラリーにて!
頼朝行列は各町内により、頼朝や乳母、獅子飾鉾などの担い手が決まっています。
当日の様子を写真にて振り返ります。
2018年 写真コンクール
豊橋祇園祭に写真コンクールがあるのをご存知でしたか。
豊橋祇園祭奉賛会では、毎年写真コンクールが行われており、入賞者の作品は豊橋駅コンコースなどで展示されます。
応募時期は過ぎてしまいましたが、今年はどんな写真が入賞されたのか気になる所です!
今年の結果発表は9月上旬を予定しているそうです!
▼こちらから、昨年までのコンクール入賞者の写真をご覧になることができます。
過去のコンクール結果
まだまだ終わらない豊橋の熱い夏
まだまだ暑い日が続いていますが、豊橋の熱いお祭りはこれからがピークです。
これから行われる大きなお祭りやイベントをまとめましたので、是非、足を運んでみて下さい。
「9/8(土)」
・炎の祭典
URL:http://www.toyohashi-cci.or.jp/event/honoo/
「10/6(土)」
・岩田煙友会(岩田八幡宮)
・羽田八幡宮煙火有志会(羽田八幡宮境内)
「10/7(日)」
・羽田八幡宮煙火有志会(松葉公園)
「10/13(土)」
・小鷹野まつり振興会(小鷹野公園)
「10/14(日)」
・東田神明宮奉煙会(東田球場)
「10/27(土)」
・吉田方炎舞連(高洲町鳥塚神社)
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