インターンや説明会に参加し始めたりすると、聞きなれない単語とかよく出てきませんか?
知らない単語が出てきてしまうと焦りますよね!
そうならないためにも、事前に基本的な「ビジネス用語」をチェックしておきましょう!
目次
解説するビジネス用語
- BtoB
- BtoC
- CSR
- M&A
- アライアンス
- PDCAサイクル
- アウトソーシング
- アジェンダ
- インセンティブ
- インフルエンサー
- インバウンド
- エビデンス
- コンセンサス
- ダイバーシティ
- トップダウン/ボトムアップ
- ヒアリング
- フィードバック
- ペルソナ
- ボトルネック
- マネタイズ
- ロールモデル
について、一気に説明します!!
BtoB
企業間の取引のこと。企業が企業に向けて提供する取引をさします。
Business to Businessの略。
BtoC
企業対消費者間の取引のこと。企業が個人の消費者やユーザーを対象にして行う取引をさします。
Business to Consumerの略。
BtoB BtoCの違いって?
最も大きな違いは、「扱う商品」です。
BtoB企業が扱う商品は、取引先の企業がビジネスを行うために必要な商品やその素材、サービスなどといったものになります。そのため、その商品だけでは私たちのような一般の消費者からはあまり意識されないものもたくさんあります。
これに対し、BtoC企業が扱う商品は、私たち一般消費者が、スーパーやデパートなどのお店でよく見かけるようなものが代表的です。CMや雑誌などでもそのようなモノ・サービスはよく目につきやすいです。
CSR
企業の社会的責任の意味。Corporate Social Responsibilityの略。
企業が事業活動における利益を求めるだけでなく、社会へ与える影響に責任を持ち、顧客や取引先、地域社会、環境などに対して、適切な意思決定を行うことを指します。
CSRに対する取り組みは組織ごとでそれぞれ異なり、環境保全や人件保護、地域社会への貢献など幅が広い。
M&A
企業の合併と買収をさす。Merger and Aquisitionの略。
2つ以上の会社が一つになることを合併、ある会社が他の会社を買うことを買収といいます。広い意味では企業の合併・買収だけでなく提携などを含める場合もあります。
アライアンス
企業間の提携や連携、複数企業の協力体制や連合を構築すること。
業務を連携して行う業務提携の他、資本提携や技術提携などがある。
PDCAサイクル
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すこと。
生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していくことが期待される手法です。
アウトソーシング
業務自体、もしくは業務の一部を外部の企業や個人に委託すること。外注、外製と呼ぶこともある。
外部の技術や人を使って企業の競争力を高めたり、仕事のスピードや効率化を図るなどのために用いられます。
アジェンダ
和訳としては、実施すべき計画。行動計画。議事日程。議題。
などがありますが、ビジネスのシーンでは目次や議題として使われることが多い言葉です。
インセンティブ
意欲を高める為に、外部から与えられる働きのこと。
例えば、金銭的な報奨金やボーナスなどの他、MVP表彰など様々な施策があります。
インフルエンサー
他者の購買行動に強い影響力を及ぼす人のこと。
影響や感化、効果作用を表す「Influence」を語源としています。
インバウンド
顧客から企業に連絡や問合せなどの接触をしてくることをさす。アウトバウンド(企業が顧客へ売り込むなどの接触をしていくこと)と対になる。
近年、旅行関連などで話題となるインバウンドは、海外から来日する観光客をさしています。
また、マーケティング分野では写真や動画などのコンテンツを充実させ、情報を発信し消費者に見つけてもらうことによって販売促進をはかることをインバウンドマーケティングということがあります。
エビデンス
証拠、根拠のこと。
ビジネスの世界では、上司やお客さまから承認を得るシーンが度々あります。
そんな時、エビデンスを一緒に提出することが求められる場合があります。
コンセンサス
意見が一致すること、全体の総意や合意のこと。
会議や対話などで使うシーンがあります。
ダイバーシティ
多様性のこと。
性別、人種、国籍、宗教、年齢、学歴、職歴など多様さを活かし、企業やその事業の競争力に繋げる考え方として使われます。
企業がダイバーシティを重視する背景には、有能な人材の発掘、斬新なアイデアの喚起、社会の多様なニーズへの対応など様々なねらいがあります。
トップダウン / ボトムアップ
企業経営などで組織の上層部が意思決定を行ない、その実行を下部に指示する方式。
逆に、下からの意見を取り入れて経営方針を決定する方式のことをボトムアップと言います。
ヒアリング
聞き取り。情報収集・聞き取り調査。
相手の要望や意見、意向などを聞きとるときに使われる言葉です。
ビジネスのシーンでは、取引先や消費者などのニーズを聞くための活動として、調査や情報収集の意味で使うシーンがあります。
フィードバック
業務内での行動などを評価した結果を、その行動した人や会社に対して伝え返すこと。
モチベーションが上がることや、時には聞きたく無いこともありますが、次の行動や戦略を考え、具体的な修正や改善を図るための検討素材として活用できることがあります。
ペルソナ
商品やサービスを利用する顧客像。
マーケティング関連において活用される概念です。
顧客の目線に立って、商品の開発や販売戦略の計画を行うため、性別や年齢だけでなく、職業やライフスタイル、性格、価値観などを具体的に設定します。
ボトルネック
作業の妨げとなる要因。
目的の達成を困難にする問題や障害、原因などの意味で用いられます。
ボトル(瓶)をイメージした際、大きなボトル(瓶)でも通り道であるネック(首)が狭くなっていると、結果として出入りできる液体の量はどうしても少なくなってしまいます。
その現象に由来して、作業の妨げとなる要因などとして使われます。
マネタイズ
IT用語として、無料サービスから収益を得る(=収益化する)意味で使われる。
最近では、事業から収益が得られる仕組みを作ることとして、Webの業界以外でも使う人もいます。
ロールモデル
具体的な行動技術や行動事例、考え方を模倣・学習する対象になる人。
いわゆる「お手本となる人物」。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回、ご紹介した用語以外にも、世の中にはたくさんのビジネス用語があります。
わからない言葉はそのままにせず、ネットなどで調べて理解できるようにしておくと良いでしょう。
ただし、ビジネス用語の中には業界特有であり一般的でない言葉や、常用ではない「カッコつけ」の言葉もありますので、自分が使う時には周囲の環境に合わせて注意してくださいね!